
今回はよくある質問にお答えしたいと思います。
本記事を最後までお読みいただくことで、セブンイレブンの"一般的なお弁当とチルド弁の違い"をご理解いただくことが可能となります。
一般的なお弁当とチルド弁の違いを理解いただくことは、必要なシーンによって使い分けていただくことと、無駄な時間を削減することにもつながります。
セブンイレブンでのお買い物に少しでもお役に立てれば幸いです。
"セブンイレブンのチルド弁当と普通のお弁当一体何が違うの??"
あまり気にされてないと思いますが、セブンイレブンには2種類のお弁当があるのをご存知でしょうか?
昔からある一般的なお弁当と、もう一つは白や黒、焦げ茶色の容器で、下がご飯で上におかずが完全にセパレートされたお弁当。
セブンイレブンでは、"チルド弁当"と言われるカテゴリの商品となります。
"チルド弁当"の人気商品といえば、
"とろ~りチーズソースデミとトマトのロコモコ"
"1/2日分の野菜!9種具材の特製中華丼"
"玉子を味わう!ふわっとろオムライス"
"醤が決め手! ピリ辛ホイコーロ丼"
"1/2日分の野菜!9種野菜の温玉ビビンバ"
"こだわり玉子たっぷり!特製親子丼"
"特製牛丼"
以上のお弁当は、大体何処のお店でも品揃えしてますよね。
リニューアルも繰り返し行われる超定番商品です。
最近僕のお気に入りは、
"ロースカツカレー"
"お肉たっぷり! 生姜焼き弁当"
この2品もカテゴリは"チルド弁当"になります。

気にはなってても意外とよくは知らない方が多いのではないでしょうか?
発売当初は苦戦してたといわれるセブンイレブンのチルド弁当ですが、その美味しさからか、
今や普通の...
"普通の弁当とチルド弁当ってそもそも何が違うの!?"
ではそもそも・・・、
普通のお弁当と"チルド弁当"は一体何が違うのでしょう?
検証してみます。
まず一番大きな違いズバリ鮮度です。
通常の弁当はセブンイレブンでは1日最高で3回納品され、具材によっても若干異なりますが、大体20時間前後で鮮度切れとなります。
消費期限の2時間前には売場から下げられ、授業員が誤って売り場から下げ忘れてしまっても、鮮度切れ商品のバーコードはレジで弾かれる仕組みになってるのです。
"つまりセブンイレブンでは、誤って鮮度切れの弁当を買ってしまう心配は絶対にありません!"
これに対してチルド弁当は、納品は1日1回(午前中)、鮮度は納品から丸1日、長いものでは3日半程度持つ商品もあります。
では何故?そこまで鮮度に違いが出てくるのでしょうか・・・?
一番大きな違いとして上げられるのが、"管理されてる温度の違い"になります。
通常のお弁当とチルド弁当とでは売場が全く異なります。
"通常のお弁当の棚は常温の約20度前後でキープ"されてるのに対し、"チルド弁当の棚は約5度前後でキープ"されてます。
これは工場から配送のトラックの中、そしてお店の棚に並ぶまで全て同じ温度でキープされます。
あまり知られてませんが、セブンイレブンでは普通のお弁当とチルド弁当納品のトラックは別々です。
"これにより鮮度が長持ちされ、常温の弁当では扱いが難しかった、半熟玉子や生野菜もたっぷり使用出来るようになったのです。"
なのでお召し上がりの際には、通常のお弁当であれば、お好みによっては温めずにそのままお召し上がりになることも出来ますが、"チルド弁当は温めて食べる事が必須のお弁当"ということとなります。


気にはなってても意外とよくは知らない方が多いのではないでしょうか?
発売当初は苦戦してたといわれるセブンイレブンのチルド弁当ですが、その美味しさからか、
今や普通の...
"チルド弁当の鮮度の見方は?"
まず下の画像を見て下さい。
これはあるお店で、5月27日(月)の午前9時頃に届いたチルド弁当です。
消費期限が5月30日午前3時までとなっております。
カロリー表記の横にあるN1は5月30日の午前1時まで販売可能の意味を示します。
つまり5月30日の午前1時前にこの商品は売り場から下げられ廃棄となります。
誤って下げ忘れてしまっても5月30日の午前1時を過ぎればセブンイレブンのレジは通りません。
つまりこのお店では、5月27日の午前9時頃~5月30日の午前1時前まで売り場に並びますので、"丸2日と約16時間"もの間、売り場で活躍してくれる商品ということになります。
チルド弁当の便利な使い方としては、鮮度が長いことから買い置きが可能となったことです。
例えば具合の悪い時や、天候不良など週末の外出を控えたい時など、2~3日程度先まで消費期限が日持ちするお弁当が買い置きできます。
夏休みや冬休みなど、お子様の急な要求にも冷蔵庫に1つ入れておくと便利ですよね。
無駄な買い物の時間の削減にもつながります。
ちなみにチルド納品は1日1回だけで、お店によって納品時間に若干の誤差はありますが、午前中には入荷される商品です。
"保存料や合成着色料の使用について"
ここで気になってくるのが、"保存料や合成着色料の使用"についてです。
それだけ長持ちするのだから、保存料や着色料をたくさん使ってるのでは・・・。
セブンイレブンのHPで確認してみました。
HPでは、2002年頃からは殆どのコンビニで、"保存料や合成着色料"は一切使用しておりませんとのことでホッとしました。
引用:セブン-イレブンジャパン
でも"チルド弁当"はどうなのでしょう?
いくら5度前後の徹底した温度管理でも、中華丼やカレー、麻婆丼など長いものでは3日間も保存が効くのに、本当に保存料は一切使われてないのでしょうか?
HPの説明だけではいささか不安だったため、直接セブンイレブンにメールで問い合わせてみました。
回答は以下になります。
チルド弁当に付いてのお問い合わせの件、弊社担当部門より回答がありましたので、下記の通りご返答させていただきます。
チルド弁当でございますが、保存料、合成着色料は一切使用しておりません。温度帯もチルド温度帯(0~5℃)でございますので20℃温度帯の通常の弁当とは、異なって半熟玉子や生野菜を原材料に使用することが、可能となっております。
チルド温度帯(0~5℃)では、菌の増殖が抑えられますので賞味期限を長く設定することが、可能な商品もございます。
以上のような回答をいただきました。
"つまりチルド弁当も、安心して子供達にも食べさせて大丈夫!ということが理解できました。"
食の安全が問われてる昨今、私がセブンイレブンの買い物が多くなったのは、こういった鮮度管理などにおいて信用が出来ることです。
個人店や小さなスーパーなどは、ひょっとしてセブンより美味しいかもしれませんが、鮮度はどうなのでしょう?
温度管理は徹底されてるのでしょうか?
管理、監視する人がいなければ、
「少しぐらいいっか・・・」
ということになるではないでしょうか?
"コンビニのレジのシステムは、アルバイトが初めての高校生の従業員でも、鮮度切れのお弁当ならセブンイレブンのレジはスキャンができません!"
だから絶対に安心なのです。
これからもセブンイレブンには安心・安全、そしてコンセプトの近くて便利の追求を期待し、
より美味しい商品を提供していただきたいですね。
"チルド弁当はエシカルプロジェクト対応!?"
チルド弁当は、"エシカルプロジェクト"対応の商品です。
普通のお弁当は、販売鮮度の5時間前から5%のnanaco(ナナコ)ポイントが付与されますが、チルド弁当のような長鮮度の商品は、販売鮮度の9時間前から5%のnanaco(ナナコ)ポイントが付与されます。
便 | 消費期限 | nanacoポイント付与タイミング(時間) |
1便 | 納品無し | |
2便(N1) | 消費期限当日の3時 | 消費期限前日の16時~消費期限当日の1時 |
3便 | 納品無し |
"この記事のまとめ"
日本は"輸入大国及び廃棄大国"と言われてます。
日本の食品の半分以上は、世界から輸入したものです。
私たちは年間5500万トンの食糧を輸入しながら、1800万トンも捨てています。
食糧の廃棄率は、世界一の消費大国アメリカを上回り・・・、
世界の食料援助総量470万トン(WFP)をもはるかに上回り・・・、
これは3000万人分(途上国の5000万人分)の年間食料に匹敵しています。
※農林水産省"食料需給表"、厚生省"国民栄養調査"を元に算出
日本の食品廃棄の実に半分以上にあたる、1000万トンが家庭から捨てられています。
この家庭からでる残飯の総額は、
日本全体で年間11兆円(旧科学技術庁"資源調査会第123回報告"より)
これは日本の農水産業の生産額とほぼ同額です。
さらにその処理費用で、2兆円が使われています。
日本はほど大量に食糧を輸入しながら、廃棄を続けている国はないのです。
近い将来コンビニからチルド弁当のように、安心、安全で尚かつ消費期限が長く保たれ、美味しさも保たれた商品がどんどん開発され、このような国際的な問題も解消されていくことを期待ます。
最後までお付き合いいただきありがとう御座いました。