
結論から申し上げますと、値引きではなく、消費期限前の弁当を買うことで5%のnanacoポイントが、通常ポイントとは別に付与されることとなります。
2020年4月、セブンイレブン本部は、全国2万1000店舗において、エシカルプロジェクト(5%のnanacoポイント付与)を、2020年5/11(月)から一斉スタートすることを正式発表しました。
まずは、セブンイレブンが2020年5月11(月)からスタートさせる“エシカルプロジェクト”の詳細について、簡単に解説させていただきます。
エシカルプロジェクトとは、食品ロスの削減を目的に、“弁当、おにぎり、サンドイッチ、ロールパン、麺類、パスタ、グラタン、ドリア、お惣菜、デザート、菓子パン、総菜パン”に至るまで、全7カテゴリー合計約300アイテムを対象に、販売期限の9時間前~5時間前の商品をnanaco(ナナコ)カード(nanacoモバイル含む)でのお支払いで、5%のnanacoポイントが、通常ポイントとは別に即時付与されます。
セブンイレブンでは、このプロジェクトを、“エシカルプロジェクト”と命名しました。
それでは、どのタイミングで購入すれば、5%のnanacoポイントが、お得にGETできるのでしょう?
わかりやすく徹底解説していきます。
セブンイレブンの弁当値引き?消費期限の何時間前から?徹底解説します!
セブンイレブンの弁当は、消費期限の2時間前には、売り場から下げられ廃棄処分となります。
消費期限の2時間前まで、これをセブンイレブンでは、“販売期限”といいます。
エシカルプロジェクトでは、通常の弁当で、この販売期限の5時間前から、5%のnanacoポイントを付与します。
チルド弁当は、更にお得で、販売期限の9時間前から、5%のnanacoポイントを付与します。

まだ少し、分かりずらいですよね?
ここまでは、“販売期限”というワードが、消費期限の2時間前を示すということだけ、ご理解いただければ大丈夫です。
次に、“販売期限”と、消費期限の違いについて、もう少し詳しく解説します。
セブンイレブンの定める販売期限って何?消費期限との違いは??
実際に商品のラベルを見ながら解説しましょう。
まずは下の画像を見て下さい。
この弁当の消費期限は、19年5月30日午前3時までとなってますね。
カロリー表記の横に“N1”と表記があります。
これは、5月30日の午前1時まで、販売可能の意味を示します。
5月30日午前1時、これがこの弁当の“販売期限”となります。
つまり5月30日の午前1時より少し前に、この商品は売り場から下げられ廃棄処分となります。
セブンイレブンでは、消費期限の2時間までを、販売期限と定めてるのです。
セブンイレブンでは、このように消費期限の2時間前には売り場から下げて、廃棄処分するオペレーションが徹底されてます。
もし下げ忘れてしまっても、5月30日の午前1時を過ぎれば、セブンイレブンのレジで、この弁当のバーコードは通りません。
では改めて、この商品のラベルを見ながら、5%のnanacoポイントが付与されるタイミングを確認しましょう。
この海老チリチャーハンの属するカテゴリは、チルド弁当になります。

チルド弁当で、5%のnanacoポイントが付与されるタイミングは、販売期限の9時間前からでしたね。
つまり、この海老チリチャーハンで、5%のnanacoポイントが付与されタイミングは…
“5月29日 16時~5月30日 1時”までの9時間の間に、この海老チリチャーハンを、nanaco(nanacoモバイル含む)で購入すると5%のnanacoポイントが、通常ポイントとは別に、即日付与されます。
続いて、こちらは通常の弁当になりますので、販売期限の5時間前、つまり…
“4月7日 14時~4月7日 19時”までの5時間の間に、この豚ロース生姜焼き弁当を、nanaco(nanacoモバイル含む)で購入すると5%のnanacoポイントが、通常ポイントとは別に、即日付与されます。
※消費期限は4月7日 21時、販売期限は4月7日 19時となります。
このように、同じ弁当でも、5%のnanacoポイント付与のタイミングが、商品によって異なるがわかりますね。
“セブンイレブンの弁当は、通常の弁当とチルド弁当の2種類にわかれますので、通常の弁当は、販売期限の5時間前から、チルド弁当は販売期限の9時間前から、この2パターンだけ覚えておけばOKです。


いいえ、ご自身の目で必ず、今、自分が手にしてる弁当が、本当に5%のnanacoポイントが付与される商品なのか、確認する事をおすすめいたします。
先日私はシールの添付された弁当を買いました。
レシートを貰って家に帰り、ふとレシートを見てみると、5%のnanacoポイントが付与されてません…
5%のnanacoポイントが付与されてると、このようにレシートを見れば一目で確認できます。
※写真はホットドッグを購入した時のレシートです。
お弁当の鮮度をよ~く見てみると、な、なんと!
翌日が消費期限のお弁当でした(-_-;)
つまり、セブンイレブンの店員さんが、どうやら間違ってシールを添付してたようなのです…
若干ポイント目的で、その弁当を選んだこともあったので、その時はかなりイラッとしましたが、それをわざわざ言いに行くもの面倒ですし、そもそもその店員さんを責めれば次回行きにくくなるし…
結局あきらめました。
それ以来、私は購入前に必ず、エシカルプロジェクトの対象商品を購入するときは、自分の目でも、ラベルをよく見て、本当に対象商品なのか、よく確認するようになりました。
よくよく考えれば、人間が作業するわけですから、しかも同じ種類の弁当でも、鮮度の違う商品が、同じ売り場に並んでるわけですから、間違えて添付してしまうこともありますよね?
余計なストレスにならないためにも、特に私のようにポイント大好きな方は、必ずこのエシカルプロジェクトの仕組みを、理解しておくことを、強くお勧めいたします。
余談ですが、19時前後に立ち寄った近所のセブンイレブンだったのですが、店員さんは週2~3回程度働いてる、よく見かけるとっても可愛いらしい高校生の女の子でした。
何時も笑顔で一生懸命働いてる娘なので、その後も言えてません(笑)
でもお陰でこんなこともわかりました。
エシカルプロジェクトのことを理解してからは、店員さんがどのタイミングで、このシールを対象の商品に添付するのかも、わかるようになりました。
この海老チリチャーハンの場合、5月29日16時以降が対象時間となるので、もちろんお店の混雑具合にもよると思いますが、15時50分~16時5分ぐらいの間に店員さんが、A4の対象商品のリストと思われる用紙を見ながら、シールを添付していきます。
せこいようですが、対象商品の見方が理解できたお陰で、例えばこの海老チリチャーハンを、今晩食べたい場合、16時前のシールがまだ貼られる前に商品をピックアップしておき、16時を過ぎてから、レジで会計をすませることで、ライバルを差し置いて、食べたい弁当で、しっかり5%のnanacoポイントを稼ぐことができるのです。
セブンイレブンのレジは、エシカルプロジェクトのシールを見て5%のnanacoポイントを付与するのではなく、レジのスキャナーが、対象商品のバーコードを読み込むことで、エシカルプロジェクトの対象商品であることを認識しますので、シールが添付されてなくても、しっかりと5%のnanacoポイントは付与されます。
ちょっとしたテクニックですね。
“この記事のまとめ”
今まで、頑なに見切り販売に消極的だったセブンイレブンが、方向転換をして見切り販売の検討を始めた理由は、はやり食品廃棄ロス問題、つまり廃棄を減らす対策の検討という事ですかね。
食品廃棄を減らす意味でも、とても良い政策ではないでしょうか。
単純に、1日500円の弁当を20日間食べた場合、
500×20=10,000円
10,000円×5%=500㌽
つまり月に1回は、ポイントで飯が食えると思えば大きくないですか?
もちろんこれに、200円(税抜き)で1㌽の、通常ポイントも付与されます。
500円の弁当で付与される通常ポイントは、たったの2㌽ですから、やっぱ大きいですよね。
最後まで、お付き合いいただきありがとう御座いました。