コンビニで働く人たちの特徴とは? アルバイト同士の素敵な出会いってあるかな?

コンビニの仕事
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“コンビニで働く人はどんな人達なの? 出会いとかもありますか?”

コンビニのパート・アルバイトに応募する際、自分が希望する時間帯は、どんな仕事するのか?どんな人たちと一緒に働く可能性があるのか?

ぶっちゃげ楽なのか(笑)

とっても気になりますよねー…

コンビニで同じ時間帯に働くスタッフ達は、割と似たようなタイプの人たちが多いような気がします。

本記事では、あなたが働くことを検討してるコンビニの時間帯には、どんな仕事を任されるのか?

一緒に働くスタッフさん達は、どんなタイプの人たちが多いのか?

コンビニ現役店長の私が、その傾向を解説します。

コンビニのパート・アルバイトを応募する前に、少しでも判断材料になれば幸いです。



コンビニで働く人たちの特徴とは? アルバイト同士の素敵な出会いってあるかな?

一般的なコンビニはご承知の通り、24時間365日営業で休みはありません。

殆どのコンビニは、シフト制を採用し、基本常時2人体制で店を回します。

近くに事業所が多い立地のコンビニや、駅の近くのコンビニなど、客数の多いコンビニでは、3~4人体制で店を回することもありますが、一般的な店舗は、ほぼ2人体制で店を回します。

一般的なコンビニのシフト表を見てみましょう。

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コンビニのシフト表と基本の勤務時間…

6~9時9~13時13~17時17~22時22~6時
斎藤山田田中山本川崎
伊藤高橋鈴木本田安藤

コンビニのシフト表は、基本このような区分けをするのが一般的です。

しかし、同じコンビニでも、働く時間帯によって、スタッフのタイプは全く異なります。

早朝勤務の特長…

6時~9時のシフトは、日中の時間帯に比べて20円~30円程度、時給が高いのが相場だが、それでもスタッフは中々集まらない。

旦那さんや子供の見送りがある主婦が、この時間に働くことは難しく、当然一般の学生にも働くことは無理な時間だ。

この時間に働くスタッフの傾向としては、子育てを卒業された年配の主婦や、夜間学校に通う学生、あとは高校を何かしらの理由で辞めた若者、何かしらの理由で元々高校に行ってない若者にも需要がある時間帯だ。

ただ、圧倒的に需要が少なく、どこのコンビニでもスタッフが集めにくい時間帯となってる。

よって、特に集まりにくい朝6時~9時のシフトを無くして、夜勤を8時まで引っ張り、午前のシフトを8時~13時に変えてる店舗もよくある。

このシフトを採用するメリットは、6時から来るスタッフが、もしも何かしらの理由で来なかったら…

このリスクを回避することが出来るため、多くのコンビニで可能であれば採用してる。

オーナーや店を任される店長にしてみれば、朝6時に夜勤スタッフから電話でたたき起こされ…

「6時からシフトの○○が来ません…」

この恐ろしい電話を回避することが出来ることは、とても大きなメリットになる。

だが、これは朝8時から出勤してくれるパートと、8時まで残ってくれる夜勤の協力が必要となる。

6時~9時を募集してる店舗なら、よほどの理由が無ければ採用になる可能性は高いと思う。

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午前中の特長…

午前中(9時~13時)勤務を希望するパートの多くは、小さな子供がいる若い主婦に人気がある。

小さな子供がいる主婦は、旦那さんや子供の朝食を準備して送りだし、子供が帰って来る時間前には自宅に戻らなければならないため、9時~13時を希望するケースが多い。

また、小さいな子供がいる若い主婦は、旦那さんも若いことが多く、それなりの収入を必要としてる。

具体的には、扶養の範囲内(扶養控除年間103万以内)、もしくは配偶者特別控除範囲内(年間130万未満)で、目いっぱい勤務を希望することが多いのも、この時間帯の特徴である。

平均すると週3~4回の勤務を希望する方が多い。

責任感も強く、与えられた時間はしっかり働いてくれるので、どこのコンビニでも、割と安定感のある時間帯となる。

ただ、最も需要が多い時間帯でもあり、採用はある程度激戦区になる時間帯でもある。

しかし店側には心配もある…

子供に体調不良があった場合、急激休まれてしまうことを懸念する。

可能であれば、両親や祖父母の協力が得られるなら、子供に体調不良があっても、協力が得られることを面接の際にはアピールした方が、採用となる可能性は高くなるかもしれない。

「子供の体調が悪いときは休めますか?」

逆に、面接時にこのような質問をしてしまえば、面接を担当したオーナーや店長は、それが理由とは言わないだろうが、当たり障りにない理由で不採用になってしまう可能性が高いかもしれない…

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面接では、恐らく聞かれることなので、きちんと対策は練っておこう。

昼勤務の特長…

13時~17時のシフトは、中校生以上の子供がいる主婦か、既に子育ては終了してて、扶養の範囲内(扶養控除103万以内)、もしくは配偶者特別控除(130万未満)での勤務を希望する主婦に人気がある。

結婚したばかりで、まだ子供のいない主婦にも需要があるが、店側には正直あまり好まれない。

“妊娠=辞める”が頭をよぎってしまうからだ…

店側としては、しっかりと教育して、1人前に育ったと思ったら辞められてしまう…

これが最も痛手になるからだ…
※何度も経験があります。

この時間帯もまた、どこのコンビニでも人が集まりにくい時間帯だ…

9時~13時勤務に比べると、割と採用されやすい時間帯となるので、本来は9時~13時希望だが、週1~2回程度なら、13時~17時でも働くことが可能なら、9時~13時も含め、採用の可能性はかなり高くなる。

ちなみに、6時~13時のロングシフトも、重宝されるので、長い時間働くことが可能なら、募集要項になくても、面接の際、積極的にアピールしてみよう。

同様に、9時~17時を採用してるコンビニもあるので、募集項目になかったとしても、確認してみれば働けるケースもある。

ただし店側は、何かあって休まれることを最も懸念するので、ロングタイムの勤務を獲得するには、それなりの信頼が必要である事は覚えておこう。

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夕方勤務の特長…

17時~22時の勤務は、殆どのコンビニが、学生のアルバイトを採用してる。

逆に主婦で、この時間帯に働けるなら、学生よりも採用される可能性が高くなる。

主婦は学生と比べると、しっかり働いてくれるイメージが強いのがその理由だ。

ただ、殆どの店舗で、この時間帯に働くスタッフは、学生さんで占めることが多いだろう。

この時間帯で採用を勝ち取りたいなら、出来れば土日のどちらかは出勤しよう。

「土日はゆっくりしたいです…」

こんなことを面接で簡単に口にする学生がたまにいるが、店側としてはかなりのマイナスポイントとなり、採用が見送られる可能性が高くなる。

コンビニで、土・日・祝日に出勤できるスタッフはとても重宝されます。

出来ることなら、「土日のどちらかなら出れます」など、欲しい人材になれることをアピールできれば、採用になる可能性はぐっと高くなります。

土・日・祝日が全くのNGなら、コンビニで働くことはあきらめた方がよさそうです。

この時間帯の特徴は、普通の高校に通う学生さんから、大学、専門学校に通う学生さんまで、様々なタイプの学生さんが働く時間帯となる。

ここでの出会いは、一生の友達になったり、恋人になったり、とても良い出会いになるかもしれない。

ただし、あまり仲良くなりすぎて、勤務中お喋りばかりしてれば、それを見たオーナーや店長に、シフトが一緒にならないように、離されてしまうこともあるので、そこは気をつけなければいけない。

お喋りが絶対NGとまでは言わないが、仕事は仕事でしっかりとこなし、たまにはお喋りをする程度に留めておこう。

お客さんがいないからといって、カウンターに寄っかかってお喋り!

そんな姿を見られたら、確実に一緒のシフトは離されてしまうだろう…

コンビニでは、思いがけないカップルが誕生することもある。

数年前…

都内某有名大学に通う女子大生が、この時間に働いてくれてたことがある。

彼女は授業の関係で、17時からは来れなかったが、18時~22時の勤務で、週3~4回程度とてもよく働いてくれた。

どのように仲良くなったのかは分からないが、彼女は夜勤勤務のフリーターと交際することになる。

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彼女は22時まで、彼は22時から…

勤務のすれ違いだけで、私の記憶では一緒に働いたことはない。

記憶には無いが、もう片方の夜勤が遅刻して、数分程度なら一緒に働いたことぐらいはあるかもしれないが、それでもその程度だと思う。

彼は当時、確か20代後半か30代前半だったと思うが、彼にしてみれば、かなりのサクセスストーリーだったであろう…

その後も、彼女は卒業まで働き、そのまま就職、フリーターの彼も、その何年後かに退職した。

それから何年経ったかは覚えてないが、彼ら2人を知るスタッフに、2人が結婚したことを知らされた。

正直、彼はけしてイケメンではなかった…

高身長でもなけば、実家がお金持ちでもない…

当時の給料も、確か15~16万程度だったと思う。

約6万のワンルームで1人暮らしだった。

もちろん2人は今も幸せなのだろう。

ただ、この話を聞いた時、物凄いサクセスストーリーだと思ったのは私だけだろうか…

様々な異なるタイプの人たちが働くコンビニでは、こんな出会いもあるかもしれない…

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深夜勤務の特長…

コンビニオーナーとしては、一番頭を悩ませるシフトで、逆に夜勤さえ安定してくれれば、コンビニオーナーのストレスの半分は、解消されたと言っても大袈裟ではない。

私も22時に来るはずのスタッフが、来なかったことを何度か経験してるが、精神的にも肉体的にも恐ろしく疲弊する。

この時間で絶対的に採用される可能性が高いのは、男性のフリーターだ。

出来れば1店舗に2人は欲しい。

夜勤の時間帯は、オーナーや店長が不在となる可能性も高いので、1人男性がいると、防犯上も心強いのがその理由だ。

次に欲しい人材は、少し訳ありのシングルマーザーです。

私の働く店には、3人の子供を抱えるシングルマーザーが週4回、2人の子供を抱えるシングルマーザーが週3回で働いてくれてる。

彼女たちは、自分の生活はもちろん、愛する子供たちを養うため、死に物狂いで働いてくれてるため、少々の事では休まない。

子供がまだ幼ければ、昼間は子育てが必要だし、夜なら同じ時間働いても賃金が1.25倍になり、さらに7~8時間と長い時間働けるため、週4回働ければ、15.6万は稼げることとなり、週5勤務なら20万以上の給与を得られる。

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現在は、週3と週4勤務の男性フリーター2人と、彼女たちとで夜勤を回してもらってるため、常に男女のペアでシフトが組めるようになり、かなり安定するようになりました。

男性同士、女性同士でペアを組むと、仲良くなり過ぎで仕事がおろそかになるケースと、逆にめちゃくちゃ仲が悪くなるケースもあるので、フリーター男性とシングルマザーの組み合わせは、私の経験上最強の夜勤ペアだと思う。

これは余談だが、地方から上京してきた20歳前後の女の子が、収入面から夜勤を希望したので、週4回勤務で働いてもらったことがあるが、ペアにした男性フリーターが、彼女を食事に誘ったらしく、その後彼女は理由も言わずに辞めてしまった…

私としては、セクハラとかではなく、純粋に、恋をしただけのようだったので、彼に注意することは出来なかった…

コンビニの夜勤は、午前0時も過ぎれば、殆ど客が来ることもなく、長時間2人きりの空間になる。

彼はとてもシャイだったが、教える立場でもあったため、脈があると思ったのかもしれない…

つくづく勉強になったことを今もよく覚えてる。

やはり最強の夜勤ペアは、男性フリータとシングルマザーのペアだ。

ただ、常にそううまくはいかない…

一番大変だったのは外国人の採用だった…

もちろん全ての外国人がそうではないが、うちのコンビニで働いた外国人は最悪だった。

人手不足から最初に採用したのが、ウズベキスタン人、日本語学校に通う25歳前後の男性だった。

彼は、遅刻もなく仕事も卒なく熟したが、ものを持って帰ってしまう癖があった…

セブンイレブンでは、年に2~3度、700円以上のお買い物で、景品が当たるフェアが催されるが、カードを大量に抽選ボックスから持ち帰ってたのだ…

しかも、防犯カメラで犯行をチェックしてるにも関わらず、やってないとしらを切るからたちが悪い…

一番驚いたのは、持って帰ったカードとは別のカードを、次のシフトで返却してきたことだ…

しかも彼はその時こう言ったのだ…

「常連さんに渡すつもりで預かってました!」

平気な顔でそう言ってきたのだ。

彼は掛け持ちで、他のセブンでも働いてた。

もちろん、私もそのことは知ってた。

恐らく、私に注意されたことから、慌てて掛け持ちで働くお店から、別のカードを持ってきてしまったのだろう…

同じ時期に採用した、別のウズベキスタンの男性も、やはり20歳~25歳前後の男性だった。

彼はとにかく時間になっても来ない。

彼は電車で30分ぐらいかけて通ってたが、毎回、勤務の10分~30分ぐらい前に電話が鳴り…

「少し遅れます…」

彼のシフトの日は、常に電話と睨めっことなり、これ以上ないストレスだった…

遅刻は、何度注意しても直らなかった…

日本人なら考えられないことだ。

彼がシフトの日は、私は帰ることもできない…

時期は被らないが、バングラディッシュの男性のことも話しておこう。

彼は急にバックレる、電話しても繋がらない…

そして、次のシフトには平気な顔で現れる…

さらに、あとでわかったのだが、女性スタッフに、手当たり次第声をかけて食事に誘ってたのだ…

すぐ辞めていただいたのは言うまでもない…

誤解のないように申し上げておくが、全ての外国人がそうだったわけではない。

昼間に働いてくれてた、ウズベキスタンの女性がいたが、彼女は愛想こそなかったが、遅刻も無く、急激休むこともなく、とてもよく働いてくれた。

今まで採用した外国人は、ウズベキスタン、バングラディッシュ、フィリピン、中国、韓国など…

複数人採用してきた。

言い方はよくないが、私の店では、外国人は当たりハズレがはっきりしてたかもしれない…

こんな印象が強い。

コンビニバイトの夜勤で生計をたてるフリーター、シングルマーザー、外国人や大学生など…

コンビニの夜勤は、少し変わった人たちが多いのも特徴に1つかもしれません。

この記事のまとめ

様々なタイプのスタッフ達と一緒に働き、様々なタイプの客と接することは、色々な意味で、コンビニの仕事はとてもよい勉強になると思います。

しかも、日本国内なら、北海道~沖縄までコンビニがない地域はありません。

コンビニで働き、コンビニのオペレーションさえマスターすれば、日本中どこに行っても、コンビニで働けばお給料を稼ぐことができます。

コンビニの人手不足は、今後も続くだろうし、日本全国、常にコンビニはスタッフを募集してます。

保険の意味でも、コンビニの仕事を覚えることは、ある種のスキルにもなると思います。

今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとう御座いました。