コンビニバイト時給はいくら?発注と売り場作りを極めて時給をUPを狙え!

コンビニの仕事
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“オーナーさん、時給上げてー!!”

セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、デイリーヤマザキ、ポプラ…

名のつく大手コンビニエンスストアは、その殆どが個人のオーナーによる独立したチェーン店です。

つまり、大手企業とは違い、時給が上がるためのこれといったマニュアルなどはなく…

募集要項には“昇給あり”なんて記載もあるが、

正直、時給は中々あがらないのが現実だ…

〇年以上働けば時給UPなどの、マニュアル(就業規則)でもあればいいものだが…

アルバイトの場合、正社員とは違い、人によって働く時間も異なれば、働く日数も人それぞれだ。

つまり、明確な時給の上がるルールなどはない…

そこで今回紹介するのは、時給UPの可能性が限りなく高くなる、コンビニの発注業務についてです。

現役のコンビニ店長である私が伝授します。



コンビニバイト時給はいくら?発注と売り場作りを極めて時給をUPを狙え!

全国のコンビニの店舗数は57,109軒で、人口10万人あたり57.43軒とまで言われてます。

コンビニの仕事は、私は1つのスキルだと考えてる。

テレワークが普及したことで、空き時間を利用して、副業としてコンビニで働く人も増えてる。

副業で人気の『Uber Eats』の配達員と比べても、コンビニで働くことの出来るスキルは、私ははるかに大きな武器になるとさえ考えてる。

何故なら、コンビニは絶対に無くならない!

しかも、北海道から沖縄まで、日本全国コンビニが無い都道府県などない。

北海道から沖縄まで、コンビニのバイトを募集してない都道府県もない。

コンビニの人手不足は深刻だ。

つまり、コンビニで働く事の出来るスキルを持ってれば、日本中どこででも仕事は出来る。

これは面接の時、私が必ず伝える言葉だ。

コンビニで働くことで、どのくらい稼げるかは、以下の記事で詳しく紹介してるので、時間があるときに除いてみて下さい。

コンビニバイトの時給は高いか低いか?平均時給と月収を徹底検証!
幾ら稼げるか?幾ら稼ぎたいか!?そこで、現役のコンビニ店長でもある私が、実際に働いてるスタッフの1ヶ月の給料の平均を、働く時間帯に分けて細かく紹介します。
“だったら、仕事がなくなったら、コンビニで働こっかな…”

いや、そう甘いものでもない…

現在のコンビニの業務は、多種多様にわたり、常に新しいサービスが導入され続けてる。

もはや、ただレジさえ打てれば、誰にでも務まる仕事ではない。

現在のコンビニの業務は、最低限のことを覚えるだけでも、もはや年齢にもある程度の限界があると、私も含め業界スタッフは考えてる。

スタッフの募集要項には、年齢不問と記載してる店舗が多いが、コンビニで働いた経験がないなら50歳が限界、本音は40代までだと思う…

しかも、今後は自動釣銭機や電子タグの普及が進み、コンビニの業務はさらに激変するだろう…

しかし、人の手が必要な仕事であることは、これからも変わらない。

コンビニの仕事は、もはや1つのスキルだと思う。

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コンビニで時給が高い人はどんな人?…

コンビニで時給を上げてもらうには、他のスタッフよりも評価される必要がある。

その1つの要素が発注業務です。

発注業務は、常時週3程度働くと、オーナーや店長から直接お願いされることもあるが、こちらからアピールしてみるのも悪くない。

私の店では、発注業務と売り場作りを任せるスタッフは+20円の時給UPを約束してる。
※店舗により条件は異なります。

高校生でもやる気があればどんどんお願いしてる。

また、何かの都合で今の店を辞めることになり、他のコンビニで働くことになったとしても…

『コンビニで働いた経験があります!』

『カップ麺の発注を任されてました!』

『売り場作りも自分でアレンジしてました!」

ここまでのスキルがあると、何処のコンビニでも即戦力として確実に重宝されます。

しかも、そのスキル次第では、

スタートから、時給が+20円~50円UPなんて可能性もあるかもしれません(^^)/

時給UPを目論むなら、発注業務は必ずマスターしたいスキルですね。

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コンビニの発注…

コンビニの発注業務とはどのような仕組みなのか?

コンビニは、 毎日発注できる商品と、1日おきに週3で発注する商品に分かれます。

毎日発注ができるのは、おにぎり・弁当・惣菜や牛乳・豆腐・卵など…

常温の商品は、月・水・金が、菓子類全般と酒(常温)、火・木・土が雑貨・加工食品など…

チェーンによって分類こそ異なるが、常温の商品は1日おきに発注できるシステムを採用してる。

発注の締め時間は、これもチェーンにより若干異なるが、午前9時~11時が殆どで、

各店舗では、締め時間ギリギリまでデータと睨めっこしながら、より精度の高い品揃えを目指す。

発注と売り場作りからは、その店のレベルとセンスが分かるといっても大袈裟ではない。

基本(定番)商品と新商品の融合…

発注担当者が、最も気を付けるのが…

基本(定番)商品を欠品させないことだ!

これは、コンビニでは絶対にやってはいけない…

基本(定番)商品とは、

食品だと、食パン・牛乳・卵・豆腐・氷・醤油・塩・ソースなどの基本調味料など…

雑貨では、トイレットペーパー・生理用品、電池や文房具、今なら使い捨てマスクなど…

目的を持って、コンビニに来店される客にとって、必要な商品の事だ。

コンビニは、スーパーとは違い、客は今必要な商品だけを求めて来店する。

その他にも、菓子なら、ロッテコアラのマーチ、湖池屋ポテトチップ(のりしお)、明治ミルクチョコレートやグリコのポッキー、明治きのこの山…

カップラーメンなら、ペヤングソース焼きば、日清カップヌードル(醤油・塩・カレー)など…

これらのメーカーの商品も、客が目的を持って来店する可能性が高い基本(定番)商品となる。

コンビニのストアコンピューターは、全国で売れてる商品、その地区で売れてる商品、自店で売れてる商品のデータなども全て確認する事が出来る。

その膨大なビックデータに基づき、毎日の発注で、それら全ての客を満たさなければならないのです。

まだ見たことのない新商品を買いにコンビニに来る客はいないが、

ペヤングソース焼きそばが食べたくなって、近所のコンビニに買いに来る客はいる。

この客のニーズに、コンビニは対応できなければ生き残れない。

こんな経験ないだろうか?

『ねえ、急いで卵買ってきて!』

せっかくサッカーの代表戦見てるのに、妻のこの一言に慌てて近くのコンビニに買いに行ってみたら…

まさかの欠品!!

めちゃくちゃ腹が立ちませんか?

ダッシュで他のコンビニに走るも、自宅に戻ると既に試合終了のホイッスルが…

『もう、あんなコンビニ2度と行くかっ!』

そこまで思わせてしまう程、絶対にあると確信して向かったコンビニに目的のものが無いと腹が立つ!

それがコンビニであり、コンビニの役割です。

そのためにも、最も重要なミッションは、基本(定番)商品は絶対に切らさないこと。

これは発注担当者、最大のミッションです。

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売り場作りの考え方…

続いて、売り場作りにも触れておきます。

売り場作りの基本がこれです。

この店舗の売り場では、定番商品の日清カップヌードル(醤油・塩・カレー)が中段に陳列されてます。

絶対に切らしてはいけない基本(定番)商品です。

これらを目的に客は来店します。

そして目線の上段には、今週の新商品が並びます。

狙いはここにあります。

定番商品の、日清カップラーメン醤油を買いに来店された客に対して…

目線の高さで新商品をアピールをします。

新商品なので、テレビCMやスマホ広告など、直近で目にしてる可能性が非常に高い商品です。

すると客の心理としては…

『あ、タレントの〇〇がCMやってた、あの新発売のカップラーメンだな…』

『じゃあ、ついでに1個買ってみるか…』

これがコンビニの狙いであり、コンビニ成功の最大の秘密なのです。

ATM設置も公共料金の支払いも、宅配便の受取サービスも、チケットの発券も全て、コンビニの狙いは、この『ついで買い!』を促すのが目的です。

コンビニは1日約1,000人近くの客が来店します。

1人あたりの平均単価が仮に600円なら、1日の売り上げは約60万円、

『ついで買い!』がうまくいき、平均単価が100円上がれば、売り上げは70万にもなります。

このミッションを達成するために、コンビニは全ての売り場でアピールを続け、単品POPや手書きPOPなども使い訴求します。

その為にも、発注はとても大切な業務であり、

これをマスターすることで、幾千と存在するコンビニスタッフの中でも、替えの効かない、特別なコンビニスタッフになることができるのです。

ここまでの説明を見ると、

とても難しいのでは…

そう思われがちですが、

今のコンビニのシステムはとても優秀で、自店のデータを元に設定を組むだけで、ほぼ自動で、優秀な売り場を作りが簡単にできます。

そこに、発注担当者ならではのアクセントを付け加えることで、優秀な売り場は完成します。

この記事のまとめ

せっかくコンビニで働くことになったのであれば、発注と売り場作りは確実にマスターしましょう。

冒頭でも申し上げましたが、コンビニの仕事(業務)はスキルになります。

コンビニの経験者はたくさんいるが、発注と売り場作りまで出来るスタッフは限られます。

発注と売り場作りまで出来るスタッフなら、何処のコンビニでも重宝されることは間違いありません。

発注と売り場作りを覚えて、オーナーや店長に交渉して時給もガッツリ上げて貰うのもありですね!

今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとう御座いました。