私の勤めるコンビニではではこれを『ピーダッシュ!』と呼んでます。
このミスは、直接お店の利益を削るようなミスではありませんが、あまり多いと本部の方から注意が入るコンビニチェーンもあるようです…
店舗の信頼を失わないためにも、絶対に注意したい業務ですね。

コンビニバイトでミスばかり…『ピーダッシュ!?』失敗しない方法を検証!!
結論から申し上げますと『ピーダッシュ!』とは、廃棄商品の下げ忘れのことです。
コンビニには、様々な時間に鮮度切れとなる商品があります。
1日3回納品される、おにぎりや弁当は、同じ商品でも、鮮度の異なる商品が同じ売り場に並びます。
鮮度切れになった商品を売り場から下げ忘れれば、客は当然それを選び、レジに持ってきます。
しかしコンビニでは、販売鮮度切れになった商品は、レジではじかれます。
スタッフが鮮度切れになった商品を下げ忘れたとしても、それはレジではじかれ、購入できないシステムになってるのです。
鮮度切れの商品を、レジでバーコードを通すと、
『ピーッ』
と音が鳴り、従業員側のレジパネルには、その趣旨(鮮度切れ)が表示されます。
これは、店舗としては、きちんと管理ができていない恥ずかしい行為の1つです。
『ピーッ』
と音が鳴れば、
従業員は売り場へ走り、同じ商品で、鮮度が切れてない商品を探します。
これを私の店では『ピーダッシュ!』と呼んでます。
同じ商品で、販売鮮度が切れてない商品が売り場にあれば交換ですみますが、
もし同じ商品が売り場になければ…
お客様には、そのことを謝罪する必要があります。
例えば…
『お客様、大変申し訳ありません…選んでいただいたおにぎり○○味は、既に鮮度が切れてしまっておりまして、お売りすることができません…』
『また、同じ商品で鮮度の切れてない商品を探したのですが、すでに売り切れてしまっております…』
『こちらの商品、キャンセルでよろしかったでしょうか?また、もしご迷惑でなければ、他に何か代替になる商品を選んでいただければ…』
こんな感じでの謝罪が必要となります。
殆どのお客様が、例えばおにぎりであれば、何か別の味を選んではいただくことができますが、お客様の貴重な時間を取らせてしまうことになります。
また、もし店が混んでたなら、その一連の行為が終わるまで、レジで並ぶ会計を待つ客は、さらに待たされることになります…
店舗としては絶対に避けたいミスの1つです。
このミスの解決策を検証しましょう…
『ピーダッシュ!』の解決策を検証!
アルバイトで働く時間って、ほぼ同じシフト(時間)ではないですか?
例えば、それが17時~22時勤務であれば、鮮度チェックの時間は、勤務時間内に何回あって、何時で、商品のカテゴリーはどの分類なのか?
例えば…
1回目が19時で、カテゴリーはおにぎりと弁当、常温パンのカテゴリー…
2回目が21時で、デザートのカテゴリーなど…
鮮度チェックの回数と、時間とカテゴリーを、しっかり頭に入れておく必要があります。
鮮度切れを迎える商品がある分類は、おにぎり・弁当のカテゴリーなのか…
それともパンやデザートのカテゴリーなのか…
それさえ頭に入れてしまえば、あとは鮮度切れになる時間に、そのカテゴリーのみをしっかりとチェックするだけです!
余裕があれば、ダブルチェックが理想ですね。
ダブルチェックとは、1人ではなく、2人の目でチェックすること。
店舗は、基本2人で回してると思うので、余裕があれば、2人の目で確認することが理想ですね。
あなたがミスしたわけではなくても、同じ時間に働くスタッフがミスをすれば、連帯責任で一緒に働くあなたのミスにもなってしまいますからね…
あとは、鮮度切れを迎える時間が19時だとしたら、18時45分、15分前には仕掛けたいところです。
急に混んでしまえば、レジを優先するため下げ忘れがちです。
あまり早く下げてしまっても、売るべき時間を少なくさせてしまうため、店側としてはマイナスです。
店舗によっても、鮮度切れの商品を下げる時間には決まりがあるかもしれませんので、自分から店長やオーナーに確認してみることをお勧めします。
『オーナー(店長)、廃棄商品って何分前に、売り場から下げるのがベストですか?』
こんな感じで質問してみてください!
チェーンによっては、下げる商品がリストアップされて、印刷もされますので漏れにくいですが、自分の目でも、漏れがないか確認する事がベストです。
この記事のまとめ
都心のコンビニは、無人レジも多くなってます。
無人レジは、客自身がスキャナーを持ってバーコードをスキャンします。
当然、鮮度切れの商品の下げ忘れは、よりお客様に迷惑をかけることになってしまいます。
『済みません!!この弁当買いたいんですけど、ピーって音がして会計できません…』
無人レジなら、鮮度切れ商品の下げ忘れは、このような結果を招いてしまいます…
やはり徹底した管理が必要な業務ですね。
私の記事が、少しでも参考になれば幸いです。
今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとう御座いました。