人気のセブンスター、メビウス、マルボロだけでも一体何種類あるのか…
たばこを吸わないスタッフにとっては、
まさに至難の業ですよね…
もちろん店舗によっても、
その指導方法は異なると思いますが、
私は無理に覚える必要はないと考えてます。
今回は、コンビニの現役店長である、
私の指導方法を共有させていただきます。
たばこの銘柄が覚えられないことで、
悩んでるコンビニスタッフに、
少しでもヒントになれば幸いです。

コンビニのバイトでたばこの銘柄や種類が覚えられない…だったら番号を…
「お客様、大変お手数をお掛けいたしますが…こちらの棚の何番になりますでしょうか?」
「はい、畏まりました!それでは、こちらのたばこで、お間違えなかったでしょうか?」
少なくとも私は、
この対応でクレームになったことはありません。
むしろ間違って用意して、
他のたばこに交換を求められるより、
効率が良いとさえ考えてます。
銘柄をお伺いする際に大切なのは、
丁寧にお伺いすることです。
私の店で働くスタッフで、
全く同じ対応をしたにも関わらず、
クレームを貰ったことがあります。
銘柄をお客様にお伺いすることは、
けして当たり前ではありません!
聞いて当然という態度ではなく…
お手数をお掛けいたしますが、
教えてもらってもよろしいでしょうか?
そんな気持ちがお客様に伝われば、
けしてクレームになることはありません。
誤解がないように申し上げますが、
覚える必要がないわけではありません。
あなたの働くコンビニは、
たばこを販売してるわけですから、
覚える努力は必要です。
しかし、たばこの銘柄や種類は豊富です。
それを全て覚えることは不可能です。
しかも、新商品が発売されれば、
場所(番号)が変わることさえあります。
まずは、銘柄をお伺いしながら、
売れ筋のたばこから順番に、
少しずつ、感覚で覚えていくことが、
私は大切であると考えてます。
分からない銘柄の時は、
時間を掛けず、
素直にお伺いしましょう!
たばこの銘柄の覚え方…
お客様に銘柄をお伺いする中で、
よくオーダーされるたばこがあれば…
「この〇〇番が、メビウス8㍉のソフトか…これよく売れるよなー…」
「〇〇番のセブンスター、よく売れるから、この番号は覚えといた方がよさそうだな…」
このように意識することで、
まずは、売れ筋のたばこから覚えましょう。
常連客のたばこのオーダー…
近隣にお住まいで、
愛煙家のお客様であれば、
1日1回は、ほぼ来店されるでしょう。
たばこのみ購入のために来店されますし、
1日に2回~3回来店されることもあります。
このような、
1日に何度も来店される常連客に対して、
他の客と同じ対応をしてはいけません。
常連客の気持としては…
「昨日もあんたから買ったけど、また聞くの?」
特に、たばこだけを買う常連客のオーダーは、頭に叩き込みましょう!
「このお客さん、昨日も確か同じ時間に来たなー…確かセブンスターのボックスだったよな…」
「あ、わかば現金で買うお客さんが来たなー…」
このように、常連のお客様であれば、
レジの前に立った瞬間には、
いつものたばこを用意してあげましょう。
それが接客であり、
コンビニの仕事であると、
私の店では教えてます。
こんな感じで、しっかり意識して、
業務に取り組んでもらえれば、
数ヵ月も経てば、
少なくとも売れ筋の銘柄と、
常連客の銘柄は、
番号を聞かなくても、
自然と手が伸びるようになってくるはずです。
コンビニの客は約8割が、
近隣住民を含む常連客で成り立ってます。
たばこだけを買う常連客だけでも相当数います。
こちら側が客の顔を覚えてるように、
常連客もまた、スタッフの顔は覚えてるものです。
レジの前に立った瞬間、
サッといつものたばこを出してみてください。
お客様はとても喜んでくれますし、
それが、あなたにとっても、
大きな自信とやりがいに繋がるでしょう。
そして、この繰り返しこそが、
銘柄を覚えることにも繋がってくるはずです。
この記事のまとめ
例えば、携帯の充電器やイヤホンなど、
コンビニでは数多く取り揃えてますが、
客のキャリアに合うかどうかなど、
正確にわかるはずがありません…
接客や品出し、店の掃除や元気な挨拶など…
いつもの業務を一生懸命熟しながら、
対応したことのない業務に出くわした時、
オーナーや店長に対応を教えてもらいながら、
メモを取るなどしてインプットしていく…
そしてもし次回、
もし同じ対応に出くわした時は、
しっかりと対応できるようにすること…
私は、それが最も重要であると考えてますし、
実際に、自分の店ではそのように指導してます。
少しでも参考になれば幸いです。
今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとう御座いました。