症状が出る前の過ごし方を思い起こしても、家族以外誰かと食事したわけでもなく、ほぼ人と接触のない生活を送って来ましたが、そんな私でも感染してしまいました。
それこそ風邪と一緒で、ある程度はいずれはどなたでも掛かる病気なのではないかなーと、今回改めて感じることとなりました…
私が今回情報共有させていただくのは“コロナ用宿泊療養施設利用”であって助かったもの…
もしくはあったら助かったなーっと思ったものをまとめてみました。
一般的に必要なものは東京都福祉保健局のHP(宿泊療養施設のご案内)でご確認ください。
これからコロナ宿泊療養施設を利用する方に少しでもお役に立てれば幸いです。
本記事はこんな方におすすめです。
・宿泊療養施設であったらいいもの…
・宿泊療養施設で有効な時間の使い方…
東京都宿泊療養施設の入所の際あたったら助かる持ち物をまとめまてみましたー!
私が東京都内の宿泊療養施設を利用させていただいたのは2022年8月でした。
場所は台東区のアパホテル上野広小路です。
このように入り口が固く閉ざされ、警備員が24時間体制で入り口に立ってるアパホテルこそ”コロナ用宿泊療養施設利用”に指定されたアパホテルです。
改めてにはなりますが、一般的に必要なものは東京都福祉保健局のHP(宿泊療養施設のご案内)にてご確認ください。
本記事でご紹介させていただくのは、あくまでも個人の見解にはなりますが、用意して助かったもの、また用意しとけばよかったなと思ったアイテムになります。
間食用のお菓子…
療養中は、食事は3食お弁当が提供されますが、流石にお菓子類などの提供はありません…
私は大好きなLOTTE チョコパイ9個入りを持ち込みましたが、これが大正解でした。
ちなみにお茶やコーヒー、紅茶、みそ汁やスープ類はレトルトではありますが好きなだけいただくことができます。
もちろん部屋に備え付けのポットでお湯も沸かせます。
私は食後にコーヒーを頂く派なので、ちょっとしたお菓子が非常にありがたかったです。
当然ですが療養中、部屋からは一歩も出ることはできません。
とにかく長い時間、部屋で1人で過ごすことになります…
少し小腹がすいたときなどに重宝しますので、一番好きなお菓子を1、2種類ご用意することをお勧めします。
ちなみにですが、家族や友人などからの差し入れは全て中身をチェックされますが、持ち込みの鞄の中まではチェックされませんのでお菓子の持ち込みは問題ありません。
あと私は、自宅ではコーヒーに牛乳を入れて飲みますので、500㎜の牛乳1パックの持ち込みましたがこれも大正解でした。
飲み物も、お水・お茶・麦茶・野菜ジュース(4種類)は必要なだけいただくことができますが、牛乳やヨーグルトのような類の提供はありません。
コーヒーに牛乳などちょっとしたことではありますが、普段の生活を感じられる瞬間は少しだけホッとできました。
ちなみに電子レンジは各フロアーに用意されててお弁当は温めていただくことも可能です。
部屋にはお湯を沸かせるポットも完備されてます。
療養中の薬の事情…
私の中で少し安易に考えてた薬に関する情報をシェアさせていただきます。
毎日1度看護師さんが部屋の電話に連絡をくれます。
その時に必要な薬をお願いできます。
私は当初、喉の痛みと咳が辛かったので対応の薬をお願いしました。
いただいた薬は必要最低限のコンタックとトローチだけでした。
つまり宿泊療養施設では病院で処方してもらえるような薬はいただけません。
解熱剤や咳止めなど、発熱外来で処方されたような薬は、恐らく辛ければいただけるだろうと踏んでた私は、自宅から処方された薬を持ち込みませんでした。
理由は、もし自宅に残した家族が時間差で発症した場合に備えて、発熱外来で処方された解熱剤と咳止めは残してきたのです。
症状にもよると思いますが、発熱外来で処方された薬が残ってるなら、お持ち込みいただくことをお勧めします。
バスマットと雑巾…
あると良かったな…と思ったのはバスマットです。
タオル類は持参になることが東京都福祉保健局のHP(宿泊療養施設のご案内)にも記載されてますので忘れることはないと思いますがバスマットが1つあると重宝すると思います。
長い方だと10日間ホテルに缶詰めとなります。
当然ですが部屋の掃除サービスもなければシーツの交換もありません。
バスマットはもちろん歯ブラシなどのアメニティの準備もありません。
※シャンプー・コンディショナー・ボディソープ・ハンドソープ、ティッシュペーパー・トイレットペーパーの提供はあります。
快適に過ごすためには自身での部屋の清掃は必須となります。
特に浴室(ユニットバス)には、どれだけ清潔に過ごしても髪の毛などが溜まります。
バスマットが1枚引いてあるとないとでは気分的にかなり違ってくると思うので捨てても構わないものを1枚百均などでご用意ください。
同様にベッドも髪の毛などで汚れますので百均でコロコロを1個買って持参すると重宝すると思いました。
私は衣類やタオル類や部屋着を用意する際、家の中で一番古い順に準備しました。
理由はある程度は捨てて帰って来ようと思ったからです。
ものに罪はありませんが、もし家族がまだ新型コロナに感染してなければ、宿泊療養施設で一緒に過ごした衣類やタオル類は、あまり持ち帰って欲しくないと思うのが本音ではないでしょうか…
下着・タオル類など、私は家にある古い順に準備して、よほど新しいものでなければ殆ど捨てて退所しました。
ちなみに衣類などは、ご自身で専用のごみ箱に捨てることができます。
1日に3度だけ部屋を出て弁当を取りに行くことが許されるのですが、その際にゴミも一緒に持って部屋を出て処分することができます。
入所の際は都の方で手配してくれる車で自宅まで迎えに来てくれますが、療養期間を終えれば帰りはホテルから自身で帰ることとなります。
帰りは、もし家族のお迎えが難しければ、電車やバス・タクシーなどを使って帰宅することになりますので帰りの服装1着だけご用意いただければ大丈夫です。
パソコンやスマホ、ゲーム機器など…
この辺りはおそらく皆さんご自身でイメージされてご用意するとは思いますが、とにかく時間があるので、パソコンやスマホ、ゲーム機器などは持ち込むことをお勧めします。
ちなみに通常アパホテルに泊まると利用できるVOD(動画配信サービス)は流石に利用させてもらえませんでした…
ただ、iPhoneのミラーリング機能でTVer(ティーバー)はテレビで見ることができました。
ドラマの見逃し配信を一気見できたのは時間つぶしには助かりました…
長袖・長ズボンのご用意…
ホテルでは窓を開けることができません。
カーテンも閉め切ったまま利用するのがルールとなります。
1度だけ換気のために窓を少し開けてましたが、施設の方から電話が来て窓を閉めるように促されました。
よって室内では常に空調設備のみで過ごすことになりますので、エアコンが苦手な方は長袖・長ズボンのご用意をお勧めします。
まとめ…
宿泊療養施設では当然ですが、誰かと接触することは許されません。
ただ唯一接触できるのが同じコロナ患者の面々です。
1日に3度(30分間)だけ、1階の弁当提供置き場まで部屋を出ることが許されるのですが、そこには毎回そこそこの列ができます。
当然エレベーター内でもコロナ患者の面々と出くわします。
電話をくれる看護師さんに話を伺ったのですが、既に感染してるコロナ患者同士は特に接触しても問題ないとのことでした。
『変な話ですが既に感染されてるので接触することで、長引いたり酷くなる心配はありませんよー』
そう話してくださいました。
とにかく至れり尽くせりで、最初は不安でしたが、安心して療養することができました。
最後までご覧いただきありがとう御座いました。